ソフト開発とSIのシステムインテグレータ(梅田弘之代表取締役)は、中堅企業向けERP「GRANDIT(グランディット)」のオプション製品開発を強化する。

 先月中旬に帳票作成・出力機能のオプション製品「SVF 帳票テンプレート Ver.1」をウイングアークテクノロジーズなど3社と共同開発してリリースしたが、EDI(電子データ交換)機能のオプションソフトを開発することを計画。「EDIツールメーカーと共同開発の交渉をすでに進めている」(梅田代表取締役)という。

 グランディットには、帳票・作成もEDIも標準機能として搭載されているが、「一部の大企業には、標準機能では課題解決に応えられない部分もある」。オプション製品として販売することで、顧客の要望に応えるとともに、グランディットの販売だけでなく、オプションでのビジネス拡大につなげたい考え。梅田代表取締役は、帳票、EDIだけでなく「今後顧客の要望があれば、第3弾、第4弾のオプション製品の開発・販売も可能性はある」としている。

 「SVF 帳票テンプレート Ver.1」は、システムインテグレータほかウイングアークとエフ・シー・エス、ベニックソリューションの4社で開発した。グランディットの帳票・作成機能は、グレープシティの製品を活用していたが、各地に支店・支社を持つ大・中堅企業では、「ネットワーク負荷が大きいことでパフォーマンスが落ちるなどの課題があった」(梅田代表取締役)点を解消した。

 販売目標は、発売後1年間で40社。システムインテグレータが販売元として、グランディットを販売する代理店に向けて提供する。

 グランディットは、インフォベックほか数社のソフト開発会社が共同で開発したERP。2004年5月に販売開始し、年商300-500億円の中堅企業を中心に約120社に販売した実績があるという。