インフォコム(吉野隆社長)は、コンタクトセンター向けのASPサービス事業に進出する。コンタクトセンター向けソフト開発とASPサービス事業の米コンタクチュアル(カリフォルニア州、マンスール・スラーメ会長兼CEO)と共同出資で専門会社を7月3日に設立。2009年度に売り上げ8億円を目指す。

 新会社名は、「ホワイトパジャマ・ジャパン株式会社」。資本金は6100万円で、株式の66.9%をインフォコムが保有する。設立時の社員数は6人。社長には、インフォコムのモバイル事業本部副本部長兼モバイル事業統轄室長兼インフォコマース部長の竹原教博氏が兼務で就任した。

 新会社では、コンタクトセンターで利用する電話やメール、ウェブサイトからの相談・問い合わせを受けるために必要なシステムをASPで提供する。価格は1席あたり、2万─2万5000円。コンタクトセンター開設までのスピードを速めるほか、初期コストの安さを訴求する。

 ターゲットは主に担当者が50人以下の中小規模のコンタクトセンター。大手企業は自社でコンタクトセンターを保有するケースが多いが、中小企業は自社で設備やシステムを保有することがコスト面で難しいと考え、ターゲットを中小企業においた。

 ASPサービス提供のためのインフラとして、米コンタクチュアルのソフトウェア「Contactual Version 5.0J」を活用する。

 販売はホワイトパジャマがユーザー企業に直接提供するのではなく、代理店を通じて販売する。代理店は2種類設定しており、自社でASPサービスシステムを構築してユーザー企業に販売する代理店と、ホワイトパジャマのシステムを活用して販売のみを手がける代理店の2タイプ。竹原社長は、「自社でシステムを保有して販売する代理店を3-4社は確保したい」と今後の展開を語っている。