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ブレインズ 本人記憶利用した認証システム 金融機関やISPへ
2006/08/07 17:59
週刊BCN 2006年08月07日vol.1149掲載
パスメモリは、利用者本人が記憶する知人の名前を登録し、選択する仕組み。パスワードや生体認証と異なり、デバイスやパソコンの中で認証作業せず、ヒトの頭の中で行う第3の認証方式。ITリテラシーの低い高齢者でも、認証作業を容易にできる。
6月の発売以来、企業内イントラネットの認証用として1社に導入した。ブレインズは今後、ISPにも提供して、ネットワークサービスのシングルサインオン化を促していく考え。
オンラインの会員向けサービス料金のうち3%をライセンス料として徴収する。ブレインズの城所良江代表取締役は「オンラインサービスのウェブサイトがリニューアルされるタイミングなどを狙い売り込む」と、話している。
今後は、圧縮・解凍ソフトを利用する際の認証システム「PASSMEMORY Archiver」やサーバー版、SIer向けのパスメモリ用の開発キット、音声対応版などを提供する予定だ。
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