セキュリティ関連製品を提供するケイエルジェイテック(アドリアン・ヘンドリック社長)は、セキュリティアプライアンスの新製品「K-series(ケー・シリーズ)」を開発し、販売を開始した。アイエステクノロジーなどパートナーを通じ、ISPなどに拡販していく。同シリーズは搭載する機能を限定し、ISP側などでカスタマイズしやすいのが特徴。今後1年間で10億円の売上高を見込んでいる。

 同シリーズは、ウイルス対策製品を開発するカスペルスキー(ロシア)のエンジンを採用。アプライアンスに一時メールを中継して迷惑メールをフィルタリングする「K-SHIELD(ケー・シールド)」、受信プロトコルのPOPやHTTPなどのポートを使用する時にフィルタリングするプロキシー(接続代理)型の「K-PROX(ケー・プロックス)」、ファイルサーバー「K-STORAGE(ケー・ストレージ)」の3製品を揃えた。ヘンドリック社長は「従来の統合型のアプライアンスは、スループット(処理能力)が低く、パフォーマンスが出なかった」と説明する。

 同社は、ASPを提供したり、携帯電話向けサービスなどを提供するISPが自社サーバーに導入すれば、個人や企業ユーザーにセキュアなネットワーク環境を安価に提供することができるとみている。