日本プラントロニクス(村田浩志社長)は、ブルートゥース接続が可能なヘッドセットシステム「ボイジャー510USBブルートゥース」を発売した。同製品を手始めに、これまでニーズが低かった一般オフィスでユーザー企業を増やしていく。新規開拓に力を注ぐことで今年度(2006年12月期)の売上高として前年度比20-25%増を見込む。

 製品の特徴は、業界で初めてVoIPに対応したブルートゥース機能を搭載したこと。これにより、パソコンベースのソフトフォンをワイヤレスで活用することが可能となる。また、独自技術の「マルチポイント機能」により、1台のヘッドセットで携帯電話やPDAなど2端末の同時活用が可能。端末から離れていても、ソフトフォンと携帯電話双方の着信にボタン1つで応答できるということだ。さらに、インターフェースがUSBであるため、ソフトウェアによるインストールが不要で、初心者でも簡単に活用できるようにした。

 これまでヘッドセットのユーザー企業は、コールセンターやヘルプデスクなど通話を業務としている部門が導入する傾向が高かった。しかし、「最近では社員が固定席を持たない“フリーオフィス”を採用する企業が増えつつあることから、一般オフィスでもヘッドセットシステムを導入する機運が高まる。そのため、今回の製品を市場に投入した」(村田社長)としている。まずは、無料IP電話ソフトの「スカイプ」を活用しているベンチャー企業を対象に販売。「無料で試してもらうキャンペーンを今年中に実施し、多くの企業に利便性を理解してもらい、対象ユーザーを広げていく」計画だ。