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SEA/J セキュリティ基礎を全面改訂 SIerなど対象 新試験を開始
2007/04/09 20:00
週刊BCN 2007年04月09日vol.1182掲載
SEA/J基礎コースは、2003年に初版が出てから3度のマイナー改訂を実施。今回は、国内最大の情報セキュリティ団体、JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)に開発を委託した。初版当時の脅威であった外部侵入防御やウイルス対策に加え、内部情報漏えい対策や法令、運用まで含め、従来の13章から16章に拡大して「情報セキュリティ管理・運用」を網羅した教育体系に全面改訂した。
SEA/Jの上位資格である「テクニカル」や「マネジメント」のほか、国内外の既存資格教育コースにステップアップするための第一段階として、ユーザー企業にシステムを提供するSIerやユーザー企業の情報システム担当者を対象に浸透させる。下村理事長は、今回改訂した基礎コースについて、「必要とされる知識の最大公約数を集約した」と、企業の情報セキュリティに関連する技術者の“入り口”として利用を促す。
「技術認定試験」は、SEA/Jに所属するベンダーのほか、新たに東北電子専門学校など教育機関でも実施する。
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