情報処理推進機構(IPA、藤原武平太理事長)は5月15日、ソフトウェア関連分野における天才的な人材の発掘・育成を目的とする「未踏ソフトウェア創造事業」において、2006年度上期事業で採択し支援した52件(未踏本体32件、未踏ユース20件)のなかから、15名を「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定した。

 この認定は、未踏・未踏ユース採択の52件(82名)の開発者のなかから、各担当PM(プロジェクトマネジャー)の評価に基づき、審議委員会の審査を経て決定されたもの。BCN主催の「BCN ITジュニア賞2006」を受賞した津山高専専攻科1年生(採択時)の井上恭輔さんと、福島高専電気工学科4年生(同)の大澤昇平さんの2人の高専生も認定を受けた。なお、認定証授与式はIPAの総合展示会「IPAX2007」(東京ドームシティ・プリズムホール)で、6月28日の13時半から行われる。

 06年度上期事業の特徴は、未踏・未踏ユースとも若年化が進んだこと、さらにウェブアプリケーションの占める比率がいっそう高まったことだ。5月15日、両部門を代表して研究成果を発表した松村郁生さん(京都大学大学院情報学研究科)の「エンドユーザ主導型セマンティックWebサービスプラットホーム」も、井上恭輔さんの「ブラウジングコミュニケータAntwaveの開発」も、ともに完成度の高いウェブアプリケーションである。さらに、高専生のもう1人の認定者となった大澤昇平さんのテーマ「ブックマーク連携型検索エンジンnetPlantの開発」もウェブアプリケーションの分野に属するものだ。