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デジタルアーツ Linux版のメールフィルタリングソフト
2007/07/02 21:42
週刊BCN 2007年07月02日vol.1193掲載
同社では2月からメールフィルタリングソフト「m-FILTER」のWindows版を販売しているが、提供後「Linuxユーザーの大規模企業や自治体、教育機関などから、Linux対応版に対する問い合わせが相次いでいた」(濱田茂・経営企画本部マーケティング担当課長)という。
現在の主力はURLフィルタリングソフト「i-FILTER」で、今後は総合セキュリティソフトメーカーとして製品展開していく考え。i-FILTERとm-FILTERの売上比率を、将来的には半々に持っていく計画だ。
同社では公共機関、自治体などに対して、m-FILTERのアプローチを強化するほか、i-FILTERを使っている既存ユーザーに対して、価格的なメリットを訴求することで、m-FILTERの導入を促していく。
また、今年度末(2008年3月期)までにi-FILTERとm-FILTERの統合管理ツールを提供する予定だ。
m-FILTERは「メールの送受信制御」「メールの全文保存と検索」「スパムメール対策」の3つの機能で構成される。スパムメールの検知では、同社のURLフィルタリングのデータベースと連動することで、誤検知率が0.1-0.2%と低いのが特徴。
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