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日立システムアンドサービス 情報漏えい防止製品を販売 3年間で15億円の売り上げ目指す

2007/07/09 21:42

週刊BCN 2007年07月09日vol.1194掲載

 日立システムアンドサービス(中村博行社長)は、米プロヴィラ社と代理店契約を結び、同社の情報漏えい防止製品の販売を開始した。

 製造業など、1000人規模の企業を対象に、今後3年間で15億円の売り上げを見込んでいる。

 日立システムでは同製品をセキュリティ商品の一つである「オフィスセキュリティソリューション」に追加する。同社が取り扱うドキュメント管理ソリューションや図面管理ソリューションと連携して提供するほか、SIパートナーを介して、国内で拡販していく考え。

 また、コンサルテーションなどを含めた導入サービス、保守サポートなどをトータルで提供する。24時間365日対応のオンサイトサービス、監視・分析・管理を行う運用サービスについては2008年1月より提供を開始する予定としている。

 米プロヴィラ社の情報漏えい防止製品「LeakProof(リークプルーフ)」は特許技術「DataDNA」により、社内の機密ファイルの特徴を抽出する。抽出したデータは約1KBと少ない容量で保存できるため、システムに対する負担を軽減できるほか、日常業務にも支障をきたすことがないのが特長だ。
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