BSLシステム研究所(小野秀幸社長)は、新OS「Vista」環境での利用拡大などを見越し、全面改良した販売管理ソフトウェアを2製品発売した。上位製品の「販売らくだプロ4」は、ソフトで作成した伝票を基に売り上げから回収まで、手軽に販売管理できる本格的な機能を初めて搭載。これまでの製品は、データベースソフト「Microsoft Access」の旧世代で開発してきた。今回の新版では、同2002以降のバージョンに対応したほか、設計思想を変更し、集計管理などを容易にしている。2製品は、家電量販店チャネルを中心に、今後1年間で各1万本の販売を見込んでいる。

 新版は、「販売らくだ4普及版」と「販売らくだプロ4」の2製品。同社が販売管理ソフトの新版を出すのは3年半ぶり。最新のテクノロジーを利用して設計思想を見直し、ユーザー・インターフェース(UI)を向上させ、操作性と効率性を高めた。

 普及版は見積書、納品書、請求書、領収書の各伝票を作成でき、得意先別や商品別に集計、送付状・宛名ラベル印刷ができる。主に「都度請求」で取り引きする中小・零細企業向けの利用を見込んでいる。

 プロ版は普及版の全機能に加え、合計請求書を作成できる。得意先や締め日、消費税処理方法などを指定し、合計請求書を一括で発行できるのが特徴だ。「伝票作成、発行などにこだわり、買ったその日から、すぐに伝票印刷ができる」と、導入に際して面倒なマスター登録の必要がない利点を強調する。

 今回の販売管理ソフトから設計思想を見直し、全面改良したのは「販売、在庫、顧客の管理を組み合わせネットワーク環境で利用することを想定した作りになっている」と、中小・零細企業でも利用が拡大するこうした管理機能の充実を、継続的に行う方針だ。