ニュース

さくらインターネット 情報共有をホスティングで提供 Exchangeなどを月額課金で

2007/08/13 21:45

週刊BCN 2007年08月13日vol.1199掲載

 さくらインターネット(笹田亮社長兼CEO)は、メールやグループウェアなど、オフィス業務をデータセンターでアウトソースするサービス「ビジネスホスティング」の提供を開始した。企業別に専用のシステム環境を提供し、オフィス内のパソコンに分散していたデータやアプリケーションを一元管理できる。月額課金制で利用料金を徴収する方式で、システム担当者の人員が少ない企業のデータ損失などを軽減できるという。

 このサービスでは、3つのアプリケーションと無制限のデータ保存領域、不停止で拡張可能なSANストレージを提供する。アプリケーションは、マイクロソフトの「Exchange Server」を利用したメールとグループウェア機能を使える「Exchange」、ファイル監視機能や暗号化技術などで安全にデータ共有できる「セキュア・ファイラー」のほか、「Windows Server2003」上に企業別のデスクトップ環境を構築・提供する「リモート・デスクトップ」の3種類。

 「Exchange」と「リモート・デスクトップ」をオフィス外で利用する際は、手元のモバイル環境から企業別の専用サーバーにアクセスするだけで、どこからでも利用できる。

 1サーバーの初期費用5万2500円と月額2万1000円の基本料金、各アプリケーションのパソコン1ライセンスの初期費用が3150円と月額1050円で利用できる。
  • 1

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>