外国勢に押され気味のデジカメに自信

 【ソウル発】EISAアワードで三星電子のホームシアター、液晶TV、デジタルカメラ、携帯電話が選ばれた。

 EISA(European Imaging and Sound Association)はヨーロッパ映像音響機器協会の略。欧州20か国の専門誌50誌が加盟している団体で、EISAアワードは1年間に発売された映像・音響関連機器のなかから製品の技術、デザイン、革新性などを評価して部門別に最も優れた製品を選ぶもので、欧州に限らず米国やアジアにも影響を与える権威ある賞の一つである。受賞した製品には欧州地域での販売製品に1年間「EISA」マークを付し、品質と製品力、ブランド力を保証される。 

 三星電子が今回受賞した製品は、「2007年型ボルドー液晶TV」「フルHDホームシアター」「ウルトラエディション12.1」と、三星テックウィンのデジタルカメラ「VLUU i70」で、ホームシアターは4年連続、デジタルカメラは2年連続、携帯電話は初の受賞となった。

 三星テックウィンはデジタルカメラ専門のグループ会社で、韓国内でもキヤノンやニコンには押され気味だったが、EISAアワード受賞でグローバルブランドとして販売が伸びるものと予想されている。

 2007年型ボルドー液晶TVはやわらかい曲線のデザインが特徴で、下部をクリスタルワイングラスのような形にした。発売から1年4か月で世界で520万台強の販売実績をあげた。

 フルHDホームシアターは高光沢ブラックカラーのモダンなデザインが目立つ製品で、HDプログレッシブ技術により鮮明な画質を鑑賞できる。

 ウルトラエディション12.1は、スリムスライドHSDPA携帯で、3.6Mbpsの超高速ダウンロードとフルブラウジング、300万画素カメラ、Bluetooth2.0、USB2.0、外付けmicroSDカードなど先端機能を備えている。

 デジタルカメラの「VLUU i70」は、720万画素の高画質で3インチワイド液晶画面、MP3プレーヤー機能を採用するなど、洗練されたデザインと使いやすい機能を取り揃えた。

 三星電子は07年のEISAアワード受賞を契機にして、AV製品のマーケティングをより一層強化していく計画だ。
 趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)