日本SGI(和泉法夫社長)は、気象庁の気象研究所(小宮学所長)にデータ配信サービスを納入したと発表した。資本・業務提携関係にあるメディアエクスチェンジ(MEX、山崎里仁社長)のデータセンターとネットワークを活用し提供する。

 気象研究所は、気象・気候や地震火山、海洋などの地球科学を研究する気象庁の研究機関。気象研究分野の人材育成や気象予測の精度向上などを目的に日本気象学会と共同で「気象庁データを利用した気象に関する研究」のためのコンソーシアムを結成し、日本SGIのデータ配信サービスを使用して同コンソーシアムに参加する全国の研究機関に対し気象庁データの提供を9月1日から開始した。

 大容量の気象庁データを、コンソーシアムに参加する全国数十拠点の研究機関に送信するためには、ストレスなくダウンロード可能なシステムが必要で、気象研究所は最適なシステムを探していた。今回、MEXの堅牢なネットワーク環境と大容量コンテンツを配信するために必要な十分な帯域、国内主要ISPやIXとのピアリングでネットワーク接続環境が安定していることなどを評価、採用を決定した。

 なお、今回の気象研究所に対するデータ配信サービスの提供は、日本SGIの官公庁向けiDC(インターネット・データセンター)ビジネスの第1弾。日本SGIでは今後、この実績を活かし、各研究機関のデータの共有・配信などのニーズに対応するサービスを提供していく計画。