米IC INOVAとニューパラダイムテクノロジー(NPT)は10月15日、米ウェスト・ヴァージニア大学研究機構(WVURC)と共同で新型LEDなどを研究・開発する「日米共同LEDプロジェクト」を立ち上げると発表した。

 プロジェクトでは、LEDおよびLD分野で現行モデルよりも明るく省電力な「超高光度白色発光ダイオード(RCLED)」の開発と、「面発光レーザー(VCSELs)」の研究・実用化がメインテーマ。「RCLED」では、現在最高値の明るさ162lm/Wnを超える250lm/Wを最終値に開発を進める。一方、「VCSELs」は実用化レベルの青および緑色版を完成させる計画。

 LEDは、通常の蛍光灯などに比べてエネルギー消費量が少ない。そのため、二酸化炭素の排出量を削減でき、地球温暖化の進行防止に役立つといわれている。NPTによれば、世界の電気エネルギーのうち20-30%は照明による消費が占めるという。プロジェクトでは新技術の研究・開発だけでなく、LEDが地球温暖化対策にどの程度貢献するかなど具体的検証数字も示す方針。

 今回のプロジェクト立ち上げには、米国の13団体、17社が参加。日本からは、NPTほか京都大学、三重大学などが支援する。目標達成時期は2年後の09年10月をめどとしている。