富士ゼロックス(山本忠人社長)は11月6日、紙に書かれた文字情報や電子文書を音声情報に変換して読み上げるソフト「Document Reader(ドキュメント リーダー)」を11月8日に発売すると発表した。税別価格は3万9000円。

 スキャナなどで読み込んだ紙文書やPCで作成した電子文書をドキュメント・ハンドリング・ソフト「DocuWorks」に取り込み、OCR(文字認識)処理でテキストファイルに変換した後に、音声で読み上げる。文書の内容を音声で聞けるため、視覚障害があっても情報をスピーディに共有できる。

 直感的に操作できるボタンを採用し、簡単に読み上げ音声の速度や音量を変更できる。ファンクションキーやショートカットキーによるキーボード操作も可能。PC画面に表示されるテキスト情報は、文字の大きさや背景色を変更できるため、弱視の人や高齢者も読みやすくできる。

 読み上げ対象ファイルはOCR処理したDocuWorks文書、DocuWorksバインダー、テキスト文書。「自動OCR処理機能」を搭載し、読み上げる文書がイメージページのDocuWorksファイルで、OCR処理されていない場合、Document Readerが自動的にOCR処理して文字を抽出し、その結果を音声で読み上げる。さらに、スキャナから取り込んだDocuWorks文書をDocument Readerで開き、読み上げることも可能。

 アプリケーションとして起動できるほか、DocuWorks Deskのプラグインとしても動作可能。DocuWorks Desk上のファイルを選択し、Document Readerのプラグインボタンをクリックするだけで、選択された文書を音声で読み上げる。対応OSはWindows Vista、XP。