沖ワークウェル(OKIワークウェル)は11月13日、障害者の在宅就労向け多地点音声コミュニケーションシステム「ワークウェルコミュニケータ」を開発した。

 「ワークウェルコミュニケータ」は、複数の在宅就労者が業務情報を共有したり、各々の意思決定を支援したりするシステム。障害者だけでなく、さまざまなテレワーク(在宅就労)の支援に役立てることも可能。自宅で1人で働く孤独感も解消するという。

 操作ボタンをテンキー対応にするなど、障害者が使いやすいインターフェイスを採用。マウス操作が困難な人や視覚障害者でも、容易に業務のうちあわせに参加できる。長時間使用するため、映像に関する機能は盛り込まず、音質改善に注力し、遅延のないクリアな音質を実現した。オープンソースの活用とシンプルな構成により、低コストでシステム構築が行える。

 「ワークウェルコミュニケータ」は、情報通信研究機構(NICT)の助成金と、OKI研究開発本部からの技術協力を受けて開発。現在、OKIワークウェルの27人の在宅勤務者によってシステムを運用し、08年度の商品化に向けて評価を行っている。