ミラクル・リナックス(佐藤武社長)は、ISV向け技術・販売支援プログラム「With MIRACLE」を刷新した。Linux「MIRACLE LINUX V4.0」などを低価格で購入可能にするなど、販売支援コンテンツを充実。従来、製品情報の提供やトレーニングなど技術サポートが中心だった内容を見直して調達価格でのメリットなどを訴求し、同社のOSで動作するアプリケーションソフトの拡充に本腰を入れる。来年5月までに同プログラムへの参加企業を新たに20社増やしたい考えだ。
新制度の対象製品は、「MIRACLE LINUX V4.0」および障害復旧ソフト「MIRACLE FailSafe」。Linux「Asianux Server 3」は12月中旬に対象範囲に入れる。ISVが対象製品を調達しやすいように、ライセンスと保守サービスの価格を下げており、「MIRACLE LINUX V4.0」のライセンスは従来に比べ、75%引きの1万5000円で提供する。