バラクーダネットワークスジャパンは、送受信メールの保存アプライアンス「Barracuda Message Archiver」を来年1月から2月にかけて発売、データのアーカイブ(保存)分野に進出する。同社の全製品に共通する低価格と容易な設定・運用機能を新製品でも踏襲し、価格メリットを前面に押し出す。

 バラクーダの親会社である米バラクーダネットワークスのスティーブン・パオ・プロダクトマネージメントバイスプレジデントが明らかにした。米国市場では今年7月に販売を始め、約100台を出荷した。送受信したメールを自動保存する専用装置で、ハードとソフトおよびストレージを1台の筐体内に収める。データ保存容量が不足した際のストレージ追加も容易な設計にした。日本市場での価格は明らかにしないが、従来の低価格戦略を継承するという。

 同社はスパム対策アプライアンスで成長中で、商品ジャンルの拡充をグローバルレベルで戦略的に進めている。日本ではスパムほかスパイウェア対策とロードバランサー(負荷分散装置)の販売を始めていた。今回のメールアーカイブだけでなく、米国で発売済みで日本ではリリースしていないウェブアプリケーションファイアウォール「Barracuda Web Application Controllers」も来年発売する計画だ。

 低価格が全ジャンルの製品に共通した特徴で、11月上旬に発売したロードバランサーの最小構成機種は36万5000円で提供している。

 販売代理店は、マクニカネットワークスや兼松、住商情報システムなど17社となっている。