IT技術者向け学習ソフトウェアを開発・提供するシステム・テクノロジー・アイ(松岡秀紀社長)はこのほど、eラーニング用サーバーの最新版と、ペンタックスの技術を搭載した音声合成でナレーションを作成できる最新ツールの販売を開始した。各学習者が個別にeラーニングの学習進捗管理ができるようになるほか、より臨場感のある学習環境を低コストで提供できる。

 eラーニング用サーバーの最新版「iStudy Enterprise Server V3」には、新たに「オートノミック学習管理」機能が追加された。各個人が自分自身で学習マイルストーンを立案し、学習管理できる仕組み。あらかじめコース単位に用意された学習プランを選択し、自分自身で設定を加え利用できる。社員のスキルアップ研修などの経過を集約する学習管理者は、毎日増加する各社員のメニューを加える必要があった。「オートノミック学習管理」機能は、これら管理者の作業を軽減できる。

 また、eラーニングの理解度を上げるため、eラーニング教材作成用の新ツール「iStudy Creator NX V3」にペンタックスの音声合成VoiceTextを搭載した。

 「同NX V3」は、マイクロソフトのプレゼンテーションソフト「PowerPoint」で作成したスライドやノートからFlashを利用したeラーニング教材を作成できるツールだ。

 これにVoiceTextを組み込むことで、「PowerPoint」に記述されたテキストを自動的に日本語、英語、中国語に音声合成し、男性と女性の声でナレーションを出すことができる。松岡社長は「eラーニングを身近にするため、研究開発やアライアンスを強化している。ナレーション作成期間は、従来の3分の1に減らすことができる」とアピールする。

「iStudy Enterprise Server」のユーザー企業は現在約80社。両新製品は初年度、1000万円の売り上げを見込んでいる。