日本SGI(和泉法夫社長)は12月25日、早稲田大学の笠原研究室にミッドレンジサーバー「SGI Altix 450」のデスクサイド型特別モデルを3セット納入したと発表した。

 早稲田大学では80年代半ばからコンパイラ協調型マルチプロセッサの研究を開始。その一環として、プロセッサのマルチコア化に取り組んできた。今回は、自動並列化コンパイラの性能を有効に引き出す新マルチコア・プロセッサチップの開発とコンパイラのさらなる高度化のため、早稲田大学仕様にカスタマイズしたコンパクト・ミッドレンジサーバー「SGI Altix 450」のデスクサイド型の特別モデルを導入した。

 「SGI Altix 450」は、インテル製の「デュアルコア Itanium 2」を、1システム当たり16コアを搭載。さらに、c-NUMAに対応した独自のSGI NUMAflexアーキテクチャによる、スケーラブルな分散共有メモリ・システムで構成している。そのため、OSCARコンパイラにおける分散共有メモリ最適化技術の開発や、コンパイラにより自動生成された並列プログラムの新マルチコアアーキテクチャ上でのシミュレーションによる動作などを、効果的に検証することができる。