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松下、社名を「パナソニック」に変更、「ナショナル」ブランドを廃止
2008/01/10 20:50
グローバル企業としてのイメージ向上を目指し、海外での市場拡大を狙うもので、「松下」「ナショナル」の名称を使用しているグループ企業もパナソニックに変更する。ブランド名称では、国内の白モノ家電や住宅設備機器分野の製品で使用していた「National」ブランドを廃止、09年度をめどに「Panasonic」ブランドに統一する。なお、社名変更やブランド統一にかかる費用は300億円を見込んでいる。
会見で大坪文雄社長は「グローバル企業を目標とする上で、名称を世界で一本化してブランド価値・企業価値の向上を目指す。『松下電器』の社名を手放すことは大きな決断だった。手放すもの以上の価値を生み出していかなければならない」と述べた。
併せて同社は半導体事業の拡大も発表した。富山県砺波市に、940億円を投じてデジカメやビデオカメラなどのイメージセンサーを生産する新工場を建設。09年度8月の稼動を目指す。
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