NECは2月7日、超高速無線伝送を行うミリ波機器の実現に向け、標準的なCMOS技術を用いて実用レベルの高出力な60GHz帯送受信LSI技術を開発したと発表した。

 高出力で高信頼回路の設計手法を確立したことでデバイス信頼性を確保しつつ高出力化を実現。CMOSデバイスの信頼性確保が可能な低い電源電圧0.7Vで世界最高となる出力電力7mWを達成した。

 また60GHz帯で動作する送信・受信回路をそれぞれ1チップに集積化することにより、ハイビジョン映像の非圧縮伝送が可能な2.6Gbpsの伝送を確認。さらに90nm世代の標準的なCMOSプロセスで実現可能なため、コストの増加を避けることができるという。