日立製作所(日立、古川一夫社長)と日本CA(根塚眞太郎社長)は2月18日、共同で開発した「セキュアシングルサインオンシステム」を発売すると発表した。企業内の情報システムを利用する際に必要なパスワード入力を指静脈認証に代替するもので、3月3日に出荷する。今後3年間で関連システム含め、売上50億円の売り上げをめざす。

 日立の指静脈認証技術を活用した「指静脈認証管理システム」と、日本CAのWebアクセス管理システム「CA SiteMinder Web Access Manager(シーエーサイトマインダーウェブアクセスマネージャ)」(以下、CA SiteMinder)を連携。導入することで、Windows環境、Webアクセスやメール、社内の決裁システムなど、さまざまなWebアプリケーションシステムを利用する際に必要なパスワード入力を指静脈認証で代替して、シングルサインオンが実現できる。また、「CA SiteMinder」の機能により、システムのアクセス制御や、その記録を一元管理することも可能。

 日立では、同社のセキュリティソリューション「Secureplaza」(セキュアプラザ)のラインアップの一つにも追加し、企業のほか金融機関や官公庁・自治体などに向け販売していく。なお、3月4-7日に東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2008」でも同製品を紹介する。