NECエンジニアリング(井上憲治代表取締役執行役員社長)は、小型機器への組み込みに適した小型・低価格の2.4GHz無線通信モジュール「TY24FM-E2024-01」を開発、販売を開始した。出荷開始は3月末の予定。

 コンパクトな形状で、家電用リモコンやゲーム機など小型機器にも組み込み可能なモジュール。基板とモジュール間の接続ケーブルをなくし、パターンアンテナの採用や機能を限定することで、上位製品「ZB24FM-E2022-01」に比べて設置体積を約3分の1に小型化。価格も、従来の約半額に設定した。なお、価格は購入数量によって変動し、10万個購入時は1個当たり945円。

 モジュール単体で無線通信可能な機能を搭載するほか、独自のAPIコマンドなどで簡単に無線通信を制御できる。日本国内の電波法認証も取得済みで、ユーザー自身で申請することなく利用できる。無線通信速度は最大250kbps、通信距離(参考値)は見通し約40m。

 NECエンジニアリングはこれまで、独自プロトコルを用いてスター型ネットワークを構築する2.4GHz無線通信モジュールや、ZigBee通信規格に準拠しメッシュネットワークを構築するモジュールを開発してきたが、テレビなどの家電用リモコンやゲーム機など小型機器にも無線通信が浸透し、今後もさまざまな分野での利用が見込めることから、今回の2.4GHz無線通信モジュールを開発した。