経済産業省は2月21日、優れたIT経営を実現した中小企業に与える「IT経営力大賞」を都内のホテルで表彰した。大賞(経済産業大臣賞)には、東洋ボデー(東京・武蔵村山市)など3社が受賞した。このほか、優秀賞(日本商工会議所会頭賞、全国商工会連合会会長賞、全国中小企業団体中央会会長賞、ITコーディネータ協会会長賞、情報処理推進機構理事長賞)、審査委員会奨励賞および特別賞(中小企業庁長官賞)を含めて22件が選ばれた。

 「IT経営力大賞」は、経営戦略に沿ってIT戦略を立案・実行し、ITを高度に利活用して業務の効率化・合理化を実現した中小企業に与えられるもの。

 大賞を受賞した東洋ボデーは、生産計画に基づき効率的に進捗する「座席予約システム」を自社開発し、各業務の全体最適を図ったことが評価された。また、八幡ねじ(愛知・北名古屋市)は、JANコード化で自動倉庫管理と効率的な入庫・出荷・配送を業界に先駆けて導入し、多品種少量出荷で成果を上げたことが認められた。審査委員会奨励賞には、週刊BCNの連載「『IT経営』コーディネート」でも紹介した千葉市の千代田漬物がITコーディネータの支援を受け、経営数字を「見える化」した事例で表彰された。