インテリジェントワークス(神山邦彦代表取締役)は、WindowsとMacに対応したPCの操作履歴情報(ログ)収集・管理/IT資産管理・デバイス制御ソフト「コンテンツウォッチャー・スマート」を今夏にメジャーバージョンアップする。併せて、ログ収集・管理機能に特化した「コンテンツウォッチャー」も同時期に新版をリリースする計画。Macに対応したモデルは市場で少なく、「Mac対応のセキュリティツール」を前面に押し出して差別化し、来年度(2009年3月期)に両ソフト合計で4億円の売り上げを目指す。

 両ソフトは、Windowsに加えMacにも対応することが特徴。管理・監視用サーバーおよび操作ログを取得したいPCのどちらでも、MacOS搭載マシンをサポートする。法人ではWindowsを採用するケースが圧倒的に多いが、神山代表取締役によれば、「最近になってMacを導入するケースが増えている」状況にある。とくに印刷や広告事業者、出版社などを中心に、Macを選ぶケースが増加しているという。ただ、「一般的なログ収集・管理/IT資産管理ソフトの対応OSはWindowsだけで、MacOS搭載PCのセキュリティ対策が課題になっている」(神山代表取締役)。

 インテリジェントワークスは、こうした状況を踏まえ、Macをサポートするツールはニーズがあると判断。パケットキャプチャリングという技術と特許申請中の独自テクノロジーを用いて、約1年かけて自社開発した。「コンテンツウォッチャー」は2006年に発売し約150社に納入、「同 スマート」は07年10月に販売を始め約10社に納入した実績がある。Windows向けにログ収集・管理/IT資産管理ツールを導入している法人でも、Macは未対策でMac用ツールとして拡販に成功しているという。

 新版では対応OSを拡充し、クライアントOSでMacの最新OS「MacOS X Leopard」をサポートする。また、「コンテンツウォッチャー スマート」では、マルチデータベース化を図る。ログを格納するデータベースを特定のベンダーに依存しない設計に改良する。「オラクルやマイクロソフト、日本IBM製など主要データベースで動作可能にする」(同)計画だ。

 直販と間接販売で拡販し、両ソフト合計で来年度には4億円、その翌年度には10億円の売り上げを狙う。間接販売では、大塚商会など現在20-30社で代理店網を整備しており、今後は卸販社ではなく、サポート力や導入力があるSIerとの協業を強める方針。