日本無線(諏訪頼久社長)は3月26日、2.4GHz帯を利用した無線LAN通信で、国内最長距離となる約47.5kmで8Mbpsでのブロードバンド通信実験に成功したと発表した。

 総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)の支援を受け、鹿児島大学学術情報基盤センターと三島村が、日本無線と指宿市教育委員会、NTT 西日本-南九州の協力のもと、鹿児島県指宿市と約47.5km離れた鹿児島郡三島村の竹島にて2月に実施したもの。

 使用した2.4GHz帯無線LANは免許不要で誰でも使えるもので、一般には数十-数百メートルの距離で使われている。今回の実験で長距離でも無線LANでの高速通信が可能なことが実証され、今後は離島や山岳部のデジタルデバイド解消のための無線回線としての利用が期待されている。