デルは、製品企画やサポートなどについて、同社社員などが発信するブログ「Direct2Dell(D2D)」を、日本でも開始した。

 すでに、欧米では開始されているものだ。とくに米デルでは、Ideastormと呼ばれるブログサイトも用意しており、ユーザーの声を製品化に反映するといった一歩踏み込んだ取り組みが行われている。

 デルが、Ubuntu Linuxを搭載したPCの出荷を決定したのも、Ideastormによって、ユーザーの声を反映した結果だといわれる。

 マイケル・デルCEOは、「D2Dが日本語にも広がったことで、日本語による議論や、日本人による議論がアクティブになることを期待したい。ブログの形態をとることで、デルとユーザーとの関係がもっと近くなり、情報の提供内容も豊富になる。デルは、なるべく多くのユーザーと、対話の機会を持ちたいと考えている。D2Dは、それを加速するいいきっかけになる」とコメントした。

 なお、日本では、Ideastormのサービス開始時期については、未定としており、当面は、D2Dによる情報発信に限定される。

 このほか、マイケル・デルCEOはグリーンPCに関する取り組みについても明らかにし、今年秋にも、大幅な小型化および省電力化を図ったコンシューマ向けグリーンPCを、日本市場に投入する計画であることを明らかにした。

 これは、標準的なミニタワーPCよりも81%小さく、消費電力では70%も削減が可能になったコンシューマ向けデスクトップPCで、筐体には再生素材を使用し、リサイクルも可能になっている。

 また、ハイエンドブレードサーバーでは、競合他社の製品と比較して、ワット当たりのパフォーマンスで25%高性能なものを投入。さらに、「日本で最も売れているOptiplex755だけでも、年間電力消費を22ドルとし、従来製品の年間100ドル規模から大幅な低減に成功している。顧客レベルでの省電力化として、24億ドルを節減した。CO2排出量も2400万トンの削減実績に達している。当社のサーバーを利用すれば、より効率的に電力を使える。データセンターを追加し、電力消費量を増やすのではなく、電力量をそのままにして、いわば隠れたデータセンターを顕在化できるという提案が行える」などとアピールした。