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アドビシステムズ AIR日本語版を投入 マルチデバイス展開を加速
2008/06/30 21:02
週刊BCN 2008年06月30日vol.1241掲載
AIRは、ウェブ制作で使われるHTMLやFlash、PDFなどの技術を統合する実行基盤で、従来のインターネットブラウザより表現力が格段に高いRIAの基盤として注目を集める。国内ではオフィス通販のアスクルやゲーム開発のスクウェア・エニックスなどが採用を決めている。
今はパソコン上での利用が中心だが、今後は携帯電話やテレビなどのデバイスにもAIRを展開する「オープンスクリーンプロジェクト」を推進する。これまでモバイル機器など一部デバイス向けの組み込み用途ではFlashやAIRを有料で販売していたが、AIRのコンセプトに賛同するなど一定条件を満たせば、このライセンス料を無料化。普及に弾みをつける。
マイクロソフトも競合技術のSilverlight(シルバーライト)を打ち出しており、RIA技術を巡る主導権争いが激化する見通しだ。
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