ヴァル研究所(鈴木和夫社長)は、「駅すぱあと」のパッケージ利用者に向けた携帯電話の経路検索サービス「エキモ」を機能強化し、対象者を拡大した。同サービスはこれまでパッケージの「年間サポート」を契約していたユーザーにのみ無償で提供していたが、今春から、2008年4月版以降のパッケージを利用しているユーザーに対して、最大半年間無償提供するサービスを開始した。同社は、今後携帯電話以外でのサービス拡大を視野に入れている。

 同社は昨年から、携帯電話の公式コンテンツとは別に、パッケージ利用者のなかでも、1年間に6-12本の最新CD-ROMの送付と、オンラインアップデート付きの「年間サポート」契約者を対象に、携帯向け経路検索サービス「エキモ」を無償で提供していた。現状、2万人の利用ユーザーがいるとしているが、2008年4月版以降のパッケージからはパッケージを購入した登録ユーザーに対して製品発売月から最大で半年間無償提供することでさらなる利用者拡大を図った。

 同携帯向けサービスは「パッケージの駅すぱあとユーザーに対し、満足度をさらに向上させ、ファンを増やすために提供しはじめたサービス」(太田信夫営業部 営業チームリーダー)という。同社は今後、携帯以外でのサービスの拡充を視野に入れていく計画だ。

 対象となるのはパッケージソフトの「駅すぱあと(Windows)」「駅すぱあと(Macintosh)」「駅すぱあと ライセンスパック」「駅すぱあと ネットワーク」「駅すぱあと イントラネット」「駅すぱあと SDK」「駅すぱあと ネットワークSDK」と更新版の「駅すぱあと バージョンアップ」で、年間サポートを契約すれば、契約期間中はエキモを利用することができる。年間サポートが万一切れていた場合も半年間の使用が可能。エキモのサービスは経路探索に加え、バス、鉄道の定期代の検索や、あらかじめ登録した定期券区間の運賃を差し引いた探索結果の運賃表示のほか、時刻表表示や天気情報など多彩で、現在NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの3キャリアに対応し、1ライセンスにつき1台の携帯電話で利用できる。