ニュース
日本HP 新世代サーバー合計11モデル 最多の最新プロセッサ搭載機投入
2009/04/20 21:30
週刊BCN 2009年04月20日vol.1281掲載
新世代モデル群では、インテルの最新Xeonプロセッサ(開発コード:ネハーレム)を搭載。タワー型とラック型、ブレード型をそれぞれ揃えた。処理能力を向上させ、旧機種との比較で、パフォーマンスを約2倍引き上げた。このほか、アイドル時で消費電力の45%削減も図った。伊藤忠テクノソリューションズや大塚商会、ダイワボウ情報システム、東芝ソリューションなどのパートナーを経由して販売する。
橘一徳・エンタープライズストレージ・サーバ事業統括ISSビジネス本部本部長は、「インテルの最新プロセッサ搭載モデルの発表で日本HPは最後だと思うが、競合に勝っているラインアップ」と強調。「全11モデルを一挙に投入できるのが日本HPの強み。テクノロジーリーダーとしてのポジションをさらに強固にできる新世代の発表だ」と自信を示した。また、橘本部長は、今夏までに新製品を新たに投入することも公言した。
ハードと同時に発表した新サービスでは、サーバー統合など既存システムから新システムに移行するための支援サービス7種類も合わせて発表。移行の際に発生するリスク精査で5サービス、構築支援で2サービスを発売した。(木村剛士)
- 1