IDC Japan(竹内正人代表取締役)は4月27日、国内のエンタープライズ向けアプリケーションおよびソリューション市場の08年実績と13年までの投資額予測を発表した。

 08年の市場規模は、CRMが4882億円でERPが9269億円。一方、SCMは3058億円でBAが8169億円になったという。金額は、ユーザー企業がCRMやERP、SCM、BAソリューションを導入する際に支出する投資額で、ソフトとハードおよび導入費用を含んでいる。昨秋からの投資抑制が影響し、前回の実績予測よりも下回った。

 また、各ソリューションに対する今後の投資マインド(意欲)について産業分野別にアンケート調査も実施した。その結果導き出した各ソリューションの08-13年の年平均成長率(CAGR)は、CRMでは3.8%、ERPでは3.5%、SCMは3.2%、BAは3.3%と予測した。

 08年の各ソリューションへの投資額を産業別でみると、CRMとBAは金融、一方ERPとSCMでは製造業の投資額が大きい。ただ、09年以降では、CRMは医療機関、ERPでは官公庁、SCMでプロセス製造業、BAでは地方自治体の比率を高くみている。