日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は、電子メールシステムに必要な機能を仮想化技術でサーバー1台に統合したバーチャルアプライアンス「メールオールインワンサーバ(MAIOS)」を発売した。

 従来複数のサーバーで運用するスパムおよびウイルス対策、アーカイブやフィルターなど電子メールに関連するシステムを、仮想化技術でサーバー1台に統合したアプライアンス。

 システムごとにCPUやメモリの割り当てを柔軟に変更でき、必要に応じてユーザー数や機能を追加できるなど、仮想化技術を生かした機能が特徴。ハードの購入コストや運用管理コスト、サーバー設置に必要なスペースや消費電力を削減できる。稼働中のサーバーは、監視センターから常時監視し、障害発生時には連絡および障害復旧支援も可能。

 スパムおよびウイルスチェックにはシマンテックの「Symantec Brightmail Gateway Virtual Edition」、アーカイブ・フィルターにはコンピュータシステムエンジニアリングの「WISE Audit」、スプールにはエアーの「AIR MAIL IMAP Server」を標準で使用。価格は機器費用が199万5000円から。同社では、メールにかかるコスト軽減を図る中堅・中小規模企業に向けて拡販し、11年度までに40社、5億円の売り上げを目標にする。