再雇用施策の一環

 北海道はこのほど、世界同時不況などの影響を受け、ITベンダーを辞めた技術者らの再雇用を促進するため、「IT離職者」に向けてITコーディネータ(ITC)の資格取得を支援する新規事業を開始した。

 6月5日には北海道東京事務所で、6月9日にも北海道庁で事業説明会を開催し、選考のうえ支援者を決める。ITCを再雇用策に利用するのは、道が全国初という。 参加できる対象者の条件は、IT関連業務や経営コンサルティングの実務を概ね10年以上にわたって経験している人材であること。

 選考を通過した対象者には、ITコーディネータ協会が実施する「ケース研修」参加や11月の資格取得試験に必要な費用を道が負担する。そのうえでITC資格を取得した人を、実際に企業などへ派遣して知識や経験を高めてもらい、再就職に結びつけることを狙う。ただし、就職を保証するものではない。(谷畑良胤)