エクセルソフト(渡辺光敏代表取締役)は、TotalView Technologiesが開発するプログラムデバッガー製品の新版3タイトルを発売した。

 具体的には、(1)LinuxやUNIX、Mac OSで実行するC++、C、Fortranプログラム用マルチプロセス(並列)/マルチスレッドデバッガー「TotalView Debugger 8.7」、(2)メモリデバッガー「TotalView MemoryScape 3.0」、(3)エラー実行を再現する「TotalView ReplayEngine 1.5」の3タイトル。

 「TotalView Debugger」はGUIベースのソースコードデバッガーで、新版では、32ビットPowerPCデバイスのクロスデバッギングに加え、Cellおよび64ビットPowerプロセッサを含む複数のLinuxプラットフォームの異種混合デバッグを能にした。また、メモリデバッグ用に、「MemoryScape」の直感的なユーザーインターフェイスが「TotalView Debugger」でも利用可能にした。

 「同 MemoryScape」は、容易な操作を特徴にしたメモリデバッガー。新版では、レッドゾーン機能を追加し、プログラムがヒープのメモリバッファの前後どちらかの領域にReadまたはWriteした時点で、開発者にフィードバックする。

 一方、「同 ReplayEngine」は、「TotalView Debugger」のアドオンツールで、プログラムの実行履歴の記録と再現実行を行う。新版では、長時間実行するプログラムを後半の数分間だけ記録して再現実行できるようにしたほか、MPIサポートではMPICH 1に加え、MPICH 2、Open MPI、その他のサポートを強化した。

 価格は、「TotalView Debugger Individualライセンス」の「Single&Dual Core Edition」が8万8200円、「Quad Core Edition」が13万4400円。「同 Teamライセンス」および「同 Enterpriseライセンス」は問い合わせとなる。