日本ユニシス(籾井勝人社長)は、11月5日発表した2009年度(10年3月期)の連結中間決算は、売上高が1258億6900万円(前年同期比14.3%減)と減収、利益は営業利益14億100万円(同66.0%減)、経常利益12億6600万円(同67.0%減)と下がり、最終損益で2億3700万円の赤字(前年同期は16億6800万円の黒字)と赤字転落の結果だった。

 業績不振は、リーマン・ショックでユーザー企業によるIT投資の抑制が原因。赤字への転落は、減収が大きく影響している。籾井社長は、「売り上げを増やすことだけに費やした結果で赤字になった。売り上げが伸び悩むなか、今後はコストを意識せざるをえない」としており、販売管理費の抑制に力を注ぐ。

 下期に関しては、以前から掲げるフロー中心型からストック(安定収益)型を徹底的に追求し、サービス品質の向上など企業体質の強化やICTサービスの本格化で回復を図っていく。

 通期の連結業績予想については、売上高3000億円(前年度比3.3%減)と減収するものの、アウトソーシング関連が前年度より伸びることで、営業利益160億円(0.7%増)、経常利益155億円(2.5%増)と増加し、最終損益で76億円の黒字(前年度は88億1900万円の赤字)と黒字転換の見通しといった強気の姿勢を貫く。

籾井勝人社長