OKIデータ(杉本晴重社長兼CEO)は12月8日、オーストラリアの現地代理店を買収し、販売会社を設立したと発表した。同社は1982年に同国市場でプリンタ販売を開始し、カラーページプリンタ市場でシェア10%を獲得している。現地の2次店となるパートナーや企業との関係を新販売会社を通じてさらに強化し、政府入札案件など新規顧客の開拓を目指す。

 調査会社IDCによれば、オーストラリアのビジネスプリンタ・複合機市場(インクジェットを除く)の規模は、2008年が約67万台、980百万ドル(約900億円)で、世界9位の大型市場。ページプリンタと複合機の需要は、約3割がカラーという。

 新販売会社は、販売代理店網や保守体制の構築、ITチャネルやコピー機チャネル、量販チャネルの開拓を目指す。これまでは医療や小売店、航空業界などで市場を拡大してきたが、現地をよく知る販売会社を設立したことで、一般企業や官公庁もターゲットに加える。マネージドプリントサービス(MPS)や販売代理店支援プログラムを展開し、政府入札の大規模案件に入り込む考えだ。