ユタカ電機製作所(倉橋義孝社長)は、ラックマウント型オンライン(常時インバータ)方式UPSの新シリーズ「Super Powerシリーズ」として、出力容量600VA/480Wの「UPS610SP」を1月15日に、また同1000VA/800Wの「UPS1010SP」を2月15日に発売すると発表した。

 従来までの同社ラックマウント型オンラインUPSは2Uサイズだったが、新シリーズは薄型1Uサイズを実現するとともに、さらなる高機能化を図った。2Uの従来品は、負荷力率0.7で1000VA品では700Wまで使えたが、1Uの新製品は負荷力率0.8になり800Wまで使用することができるため、使用機器の高機能化、大電力化に省スペースで対応する。また「UPS1010SP」は、1Uサイズの増設用バッテリー装置もオプションで用意しており、2Uで約30分の長時間バックアップを可能にした。

 エコモードを選択することで、交流入力が安定している場合、商用給電になると同時にインバータを停止し、損失を削減して効率97%以上を達成。電圧の異常を感知すると自動的、無瞬断に給電品質優先モード(常時インバータ運転)に切り替わる。また、状況に応じてエコモードに戻り、無駄な電力を低減する。これにより、従来品と比較して、700W使用時には年間350kgのCO2が削減できる。給電品質優先モード(常時インバータ運転)で使用した場合でも、同社従来品の効率85%以上に対して、新製品は90%以上のため、700W使用時には年間150kgのCO2を削減可能となる。

 さらに、オプションの監視ソフトウェアやネットワークボードでは、スケジュール運転や電力の使用状態を監視できるため、電力管理ソリューションとして無駄な電力低減を図ることができる。バッテリーは、装置前面からホットスワップで交換できるほか、長寿命ファンの採用によりファン交換の必要がなく、メンテナンス性も向上した。

 税別価格は、「UPS610SP」が11万6000円、「UPS1010SP」は未定。同社では、10年度、2モデル合計で年間6400台の販売を見込んでいる。なお、同社で初めて、各種オンサイト保守サービスパック付商品や無償保証サービス延長パック付商品もあわせて発売する。