【上海発】オービックビジネスコンサルタント(OBC)の中国・上海市の子会社、上海欧比西晟峰軟件有限公司(上海OBC、徐一旻総経理)は、急速に成長する中国市場でマーケットを拡大するため、特定の地域で活躍し、中国内でトップレベルの自社パッケージをもつ販売パートナーの開拓を急いでいる。

 2004年に上海OBCを設立して以来、現在までに中国のローカルITベンダー3社――物流業界向けソフトウェアで中国トップの博科(上海)、プロジェクト管理でトップを走る新中大、石油や化学業界など大手のシステムを手がけるナスダック上場のPANSOFT――に出資している。いずれのITベンダーも顧客を10万社以上抱え、財務会計ソフトをもっており、上海OBCとは各社の製品を相互販売する体制を築いている。3社には、「パッケージのデータを吐き出すデータコンバータとして、OBCの勘定奉行を導入してもらっている」(徐総経理)という。

 徐総経理は「中国現地法人の日系企業への導入だけでなく、約3000万社といわれる中国ローカル企業の市場を拡大するため、地域で活躍し、特定業界に力をもつ中国ローカルのITベンダーのアライアンスを強化する」と語る。今後、中国全土の大都市圏で、それぞれの販売パートナーの獲得を目指す。(谷畑良胤)

上海OBCの徐一旻総経理