京セラコミュニケーションシステム(KCCS、小林元夫社長)は6月17日、大塚製薬(岩本太郎社長)のリモートアクセス環境全面リニューアルを支援し、あわせてリモートアクセスに関わるサポート業務をフルアウトソーシングする「BPOサービス」を提供開始したと発表した。

 大塚製薬では、1990年代からリモートアクセスを活用していたが、さらにタイムリーできめ細かなサービスを顧客に提供できるよう、最新の通信テクノロジーを採用し、かつ業務形態の変化に対応したより利便性の高いリモートアクセス環境の再構築を09年5月から検討していた。今回、KCCSのマルチキャリアMVNOとしてのリモートアクセス導入や運用アウトソーシングの実績が評価され、再構築のパートナーとして選ばれた。

 構築に際しては、KCCSが提供する、リモートアクセス端末認証・検疫サービス「CAREN」、統合認証ソリューション「NET BUREAU」などを活用し、モバイルデータ通信、公衆無線LANや自宅のインターネット、海外ローミングなど多様なネットワークを利用して、社内ネットワークにセキュアに接続できる快適なアクセス環境を実現した。

 さらに、運用面でも、リモートアクセスに関わる運用業務をフルアウトソーシングする「BPOサービス」の提供を開始した。エンドユーザーからの問い合わせ対応はもとより、利用申し込みの受け付け、ID発行/停止、通信カードの調達・在庫管理・発送・回収、棚卸し、利用状況のレポートまで、すべてKCCSが代行する。また、移行についても、5000ユーザーを3か月という短期間で切り替えるなど、ユーザーサポートの向上とシステム担当者の負荷軽減を実現した。