パラレルス(土居昌博代表取締役)は、自動化ツールを武器にデータセンター(DC)所有のITベンダーとのパートナーシップを構築し、“黒子”としてSMB(中堅・中小企業)向けクラウド・サービス市場で主導権を握る。ホスティング事業者やサービスプロバイダに加え、今後はSIerとの協業も視野に入れる。

 同社は、「Parallels Automation」シリーズをDC所有のベンダーに提供。導入したDC事業者は、自社内のITシステムやビジネスプロセスの完全な管理・自動化が可能になる。これまで40弱のDC事業者をユーザーとして獲得すると同時に、「ユーザー企業がSMB向けクラウド・サービスが提供できるようにパートナーシップを組んだ」(土居代表取締役)としている。

 なかでもホスティング事業者に対しては、「サーバー貸しだけでなく、アプリケーションサービスを含めたクラウド・サービス化を実現するようにサポートしている」(土居代表取締役)ようだ。最近では、ソフト開発を主力事業に据えるSIerがDCの増強を進めていることから、「当社の製品を使えば、簡単にクラウド・サービスが提供できるようになることを訴えていく」という。パートナー数については、「当面は1年で20社程度を増やしていく」方針を示している。