「BCN AWARD」と同時開催している「BCN ITジュニア賞」の候補を推薦し、若きITエンジニアの卵を支援している特定非営利活動法人ITジュニア育成交流協会(ジュニ協)の加藤純一事務局長は6月30日、都立西高等学校において企業の社会貢献活動(CSR)について講義を行った。

 都内でも屈指の進学校として知られる東京都立西高等学校は、企業など外部から講師を招いた「奉仕」の授業を取り入れている。

 今回のテーマは「企業の社会貢献活動」で、「なぜ利益優先の企業が社会貢献をするのか?」という素朴な疑問を企業のCSR担当者に語ってもらうことにより、生徒が今後、社会に対してどのように貢献していくかについて考えるきっかけを与えたいという目的で授業を企画したという。

 当日は、「IT企業の社会的責任」と題して協賛企業のCSR活動を具体例を挙げて説明し、またIT業界に興味をもってもらえるよう、身近なIT機器を例に市場規模やメーカー数を生徒たちに想像させながら講義を進めた。

 講義の後に行ったアンケートでは、普通高校のためかIT企業への関心度は高くなかったものの、8割もの生徒が「CSR活動を行ったほうがよい」と回答するなど、企業のCSR活動に興味を示した。

 ジュニ協はこの4月から体制を一新し、新理事長にBCNの奥田喜久男社長が就任した。奥田理事長は「BCN ITジュニア賞を活動のベースにしつつ、新たな展開としてIT企業の業務内容やCSR活動などを多角的に紹介し、IT業界そのものに関心をもってもらうことが必要」と語り、今後も機会あるごとにIT企業の紹介活動を教育現場で推進していく方針だ。

2クラス、合計83名からアンケートを得た