野村総合研究所(NRI、嶋本正社長)とトッパン・フォームズ(櫻井醜社長)は、保険会社向け「約款トータルソリューション」を共同で提供すると発表した。

 2010年4月1日の改正保険法施行に伴い、保険業界では、契約者が理解しやすい約款への変更が進められている。2社は約款の作成から印刷までのワンストップ化を実現する「約款トータルソリューション」を共同で提供し、保険会社の約款作成・改定作業の効率化を支援する。現行の業務フローは変更せず、約款内容チェックの負荷を低減、作業時間を大幅に短縮する。

 NRIでは、しおり約款の「構成情報の見える化」と「自動生成」を実現するしおり約款作成機能や、Microsoft Wordによる約款作成機能、約款作成から承認までのワークフロー機能などをシステム化した「約款作成支援システム」の開発・保守を行う。支援システムの基幹として、XML技術を利用した文書作成ソリューション「Contents EXpert / XML Assist」をASPで提供する。

 トッパン・フォームズは、既存文書のデータベース化や印刷用データの自動生成システム、多品種・小ロット印刷などを幅広い業界に提供してきたことから、データ移行、高品質な印刷サービスを含む運用サポートとソリューションの営業販売を行う。

 今後、両社は約款の電子交付サービス、契約者ごとに印刷内容をカスタマイズするパーソナル約款の印刷、約款のウェブコンテンツ化、PDFファイル形式によるDVD・CDへの約款の収録など、多様なアウトプットへの対応も視野に入れた展開を進める。