シマンテック(河村浩明社長)は、11月5日、同社製品を取り扱うITベンダー向け支援制度「シマンテック パートナープログラム」の強化施策を発表した。

 シマンテックパートナープログラムでは、特定のセキュリティ・ストレージ分野と市場ごとに「スペシャリゼーション」と呼ぶ資格を設けている。個別のソリューション分野や、特定市場に強いITベンダーを育成・認定することで、製品・サービスを拡販につなげる狙いがある。

 シマンテックの製品でソリューションを構成したり、再販したりするITベンダー(パートナー)にとっては、スペシャリゼーションを取得すると、営業・技術情報を優先的に入手できるほか、販売報奨金が得られるなどの特典がある。

 従来から用意していたスペシャリゼーションは、セキュリティ分野は(1)エンタープライズセキュリティ(2)エンドポイントマネジメント(3)データロスプリベンション(4)ITコンプライアンスの4種類。ストレージ分野はアーカイブアンドイーディスカバリの1種類を用意していた。また、製品・サービスは問わず、中堅・中小企業(SMB)市場向けのタイプも用意し、合計6種類用意していた。

 強化プランでは、ストレージ分野で新たに(1)ストレージマネジメント(2)ハイアベイラビリティ(3)データプロテクションの3種類を加え、合計9種類とした。そのうえで、各スぺシャリゼーションのなかで販売実績や能力の高いパートナーには、新たな認定資格として「Masterスペシャリストパートナー」を用意する。

 内田和弘・常務執行役員パートナービジネス営業統括本部長は、「当社は(1社ですべての製品・サービスを用意する)垂直統合型ではなく、パートナーと協業した水平分業型戦略を取っている。パートナーとの連携は不可欠」と説明し、協業の強化推進をアピールした。(木村剛士)

内田和弘常務執行役員