KVMスイッチ開発・販売などのATENジャパンは、大企業とデータセンター向けKVMスイッチの販売パートナー向け支援制度「6-Star Partners」を2011年早々にリニューアルする。今年1月に始めた新制度だが、10社以上のITベンダーが集まり、好調なことから支援内容を充実させて、間接販売をさらに加速させる。

辻智之取締役
 ATENジャパンは、KVMスイッチの有力メーカーで、とくにSOHOと中堅・中小企業(SMB)向けモデルの開発・販売を得意としている。最近では、大企業とデータセンター向け機種の開発・販売を強化。SOHO・SMB向け製品は「ATENシリーズ」、大企業・データセンター向け製品は「ALTUSENシリーズ」と、ブランドを分けて事業展開している。

 辻智之・取締役営業本部長は、「『ATENシリーズ』はこれまでの実績があって、安定的に成長している。伸びしろが大きいのは『ALTUSENシリーズ』だ」と説明し、KVMスイッチの大規模システム向け販売に強い意気込みを示している。そのうえで、「以前は競合他社に比べて製品価値が劣っていた部分があったが、今はそん色なく戦える」と話している。

 「ALTUSENシリーズ」の販売を伸ばすために今年1月につくったのが再販するITベンダー向けの販売支援制度「6-Star Partners」だ。「ALTUSENシリーズ」のKVMスイッチを販売するための技術・販売両面で情報提供やトレーニングを無償で提供している。すでにぷらっとホームや国際産業技術(KSG)、協和テクノロジィズなど約10社のITベンダーが参加している。順調に販売パートナーが増えたことと、市場環境も変化していることから来年早々にリニューアルすることにした。

 辻取締役は、「既存の情報提供やトレーニングを継続・強化しながら、インテリジェントPDUなども組み合わせた次世代のソリューションを提案するような施策も展開したい」と語っている。(木村剛士)