オリンパスは、東北地方太平洋沖地震の被災者とその地域に対し、義援金1億円と災害復興を支援する機器を寄付する。

 1億円の義援金を寄付するほか、被災地の状況を確認・判断したうえで、工業用内視鏡や非破壊検査装置など、災害復興に役立つ同社製機器を寄贈する。

 工業用内視鏡は、航空機のエンジンやプラント設備、ビルやマンションの各種配管など、メンテナンスの現場で使用するもの。わずかな隙間からビデオスコープを挿入し、肉眼で見るのと同じように内部を観察でき、倒壊した建物の中の生存者を探すのに役立つ。

 非破壊検査装置は、対象物に超音波を当てて反射波が戻ってくるまでの時間をもとに、対象物の厚さや欠陥の位置・大きさを特定する。建物や橋などの内部の損傷を検査することで、建築物の安全性を確認できる。(井上 真希子)