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【震災関連情報】日本ユニシス、通勤困難な従業員向けにリモートアクセスツールを無償提供

2011/03/28 10:22

 日本ユニシス(籾井勝人社長)は、震災や計画停電の影響で通勤困難な社員が発生した企業・団体向けに、USB型認証キー(記憶容量0MB SASTIKキー)を使用したリモートアクセスツール「SASTIKサービス」を無償で提供する。1ロット500本単位で即時出荷する。期間は6月末日まで。

 「SASTIKサービス」は、自宅や外出先のインターネットに接続できるPCに、専用のUSB型認証キーを挿入するだけで、ユーザーが利用している社内メールシステムに外部から安全に接続できるサービス。キーを抜き取るだけで、利用したパソコンには何の証跡も残さずに自動でログオフできる。

 計画停電や、交通機関の運休で勤務時間に出社ができない従業員や、育児や介護など家族のサポ-トでフレキシブルな勤務形態になる従業員も、通常勤務のスタッフと社内メールでのコミュニケーションが可能になる。

 対象アプリケーション(ウェブブラウザで利用できるメール機能)は、Microsoft Exchange Server 2003、2007(Outlook Web Access)、サイボウズ、INSUITE、Google Gmail(エンタープライズ版、アカデミック版)。

 無償提供は、日立ソリューションズとサスライトの協力で実施する。(信澤健太)
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外部リンク

日本ユニシス=http://www.unisys.co.jp/