IDC Japan(竹内正人代表取締役)は、5月16日、国内外付けディスクストレージシステム市場の2010年実績を発表した。

 市場規模は、前年比1.6%減の1687億6900万円だった。メインフレーム・ディスクストレージシステムの売り上げが前年に比べて13.9%減少したことが響いた。ただし、SANやNASなどの「オープンネットワークストレージ」が伸びたことで、09年に比べて前年比較のマイナス幅は狭まった。

 SANとNASを合わせたオープンネットワークストレージは、前年比8.0%増。詳細をみると、NASはファイル共有のほか、バックアップ、アーカイブなどの用途が広がっていることが成長につながって19.3%増。また、iSCSIはサーバーの仮想環境で利用するネットワークストレージとして採用されるケースが増えて76.9%増となった。

 サーバーに直接接続するDASの売り上げは前年比17.1%減で、IDC Japanは「DASからオープンネットワークストレージへの投資シフトが一段と進んでいる」と分析している。(木村剛士)