NEC(遠藤信博社長)は、建築・石油・エネルギー・不動産・環境エンジニアリングなどを手がけるブラジル大手企業グループ、オーデブレヒトの傘下で都市開発を進めるアリーナコンソーシャムと協力し、ブラジルの中核都市ペルナンブッコ州の州都レシフェ市近郊のスマートシティ開発プロジェクトに参画する。

 レシフェ市近郊は、2014年に開催予定のサッカーワールドカップのために、新たな競技場の建設が計画されている。ペルナンブッコ州は、この地域をワールドカップ終了後も継続して発展する次世代スマートシティとして開発することを目指している。

 NECは、州知事立会いのもとに調印した覚書に基づき、アリーナコンソーシャムと共同で「クラウドコンピューティングなどを活用した電子政府」「インテリジェントエネルギーシステム」「さまざまな大規模イベントに耐えるICTインフラの構築」など、観光・物流の中核拠点として継続的に発展する次世代都市インフラの提案を行う。

 NECは、この取り組みをもとに、今後、スマートシティソリューションのパッケージ化を進める。上期中には、世界5極の地域統括会社やコンピテンスセンターを核として、新興国を中心に構想が進むスマートシティへの提案活動を展開する。(信澤健太)