国際電子出版フォーラム(IDPF)が、今年5月23日に発表した「EPUB3.0」に対応したEPUBファイルを生成するクラウドサービス。ロードしたHTMLやCSSなどのファイルを素材として、EPUBファイルを自動生成する。すべての生成されたコンテンツが24時間、誰でも入手できる。
EPUBファイル生成クラウドサービス「epubpack」の画面イメージ
縦書き、禁則などの日本語拡張仕様は、Googleのブラウザ、Chromeでは今年3月のバージョン10で正式採用。アップルが7月に発売するMac OS X Lionや、秋に提供するiPhone/iPad用のiOS 5にも実装される予定だ。
イーストは、総務省の「新ICT利活用サービス創出支援事業」(電子出版環境整備事業)で「EPUB日本語拡張仕様策定」を推進し、その成果をEPUBポータルサイト「epubcafe」で公開している。